satouhidedayo’s blog

日本を想っていろいろ語ります。 こう言うと、「右」思想と思われるかもしれませんが、はっきり言って大間違い。 国を想うとは、世界的に普通、当たり前のことです。 そして国を想うことはすなわち、国民全体を想うことでもあります。 そこを理解できない人が増えれば増えるほど、日本の独立を維持するのは難しくなります。 よく、日本では水と安全はタダなどと言われますが、実際にはこれも大間違い、水は水道というカタチで料金が発生している家庭が大半で、安全は警察、海上保安庁、自衛隊などの努力によって担保されていて、当然税金

2021衆院選考察

今日は10月29日、投票日は31日なので実質の選挙戦はあと2日ほどということになる。

報道で伝えられる情勢では、自民党単独過半数を維持できるかということらしい。過半数が233議席で公示前の議席が276議席ということだから、40議席ほどの減となる可能性が高いということだろう。

 

ここで少し違った話題に触れる。

今回の衆院選では自民党は岸田氏を総裁として戦っている訳だが、有名人のひろゆき氏が自民総裁選で高市候補が勝てなかった際、ネトウヨは敵に回すと鬱陶しいが味方にすると頼りないといった趣旨の発言をした。

ネトウヨとは保守層を揶揄する言葉だが、ネット上での保守層の絶大な支持が自民党の総裁選ではあまり奏功しなかったことで、保守層を嘲笑する発言だ。

だが、保守層が必ずしも自民党の支持者や党員ではない。

現に、自民党の党員は聞いたところ約100万人超、有権者比では約1%程度だ。

だが、自民党の支持率は概ね30%後半、しかも相当リベラル色の強い河野氏が党員票では抜きんでたことから、自民党党員と保守層とはあまり関係がないことが分かる。

その意味において、ひろゆき氏の発言は相当的外れといって差し支えない気がする。

特に地方の党員などはいかに地元の為になってくれるかとか、テレビでの知名度が優先される為、保守とかリベラルとかは関係ないのではないか?

有名人でなまじ発信力がある為、ネット上で保守層は苦々しい思いをしたことだろう。

だが、ネットも含めた本当の保守層の意思は今回の衆院選で示されるのだ。

総裁選のような身内や組織の内部での戦いとは違う。

 

前回までの衆院選では安倍人気によって保守層の支持を獲得してきた自民党

しかし、今回はどうだろうか?

もちろん結果は開票してみないと分からないが、相当に厳しいのではないか?

もし予想に近いレベルで議席を大きく減らすなら、岸田氏を選挙の顔として選んだ自民党の自業自得と言わざるを得ない。

以前の記事でも述べたが先日の総裁選において、保守層からすれば選択肢は高市氏のみ。

国の形を守ること、まずはこれが大事なのだ。

 

夫婦別姓など論外、天皇の継承も2千年の歴史の継承でなければならず、国家の為に命を捧げた英霊に感謝すること、これらを前面に打ち出したのは高市氏のみなのだから、完全に一択だ。

高市氏が総裁にならなかったことで少なからず落胆した保守層は少なくないと私は見ている。

高市氏は更に、安全保障、経済政策についても踏み込んだ持論を展開している。

それは安倍元総理が進めたアベノミクスを継承・発展させるものであることを思わせるもので、いわば安倍政治の継承者とも言えるものだ。

にもかかわらず、高市氏に票を投じなかったのだから、安倍政権の継承を否定したとも言えるだろう。

安倍人気にあやかって当選した議員は当然高市氏に票を投じなければおかしいし、安倍政治の継承こそが自民党の本来の姿であり、多くの保守層の支持が得られると理解しているなら当然高市氏を総裁に選出すべきだっただろう。

岸田新総理誕生のご祝儀相場で選挙が戦えると思ったなら、甘い見通しだと思う。

 

更に岸田新総理は憲法改正を口にしたが、本当にやる意思があるならなぜ総裁選で前面に押し出さなかったのか。

憲法改正は戦後一度も行われていない大仕事、相当の意思がなければ出来ることではないし、安倍長期政権でも成し得なかったもの、政策の中の一つ程度の扱いでは到底無理だと思う。

それが総理になったら改憲の発言、これは実はそこまでやる気はなく、保守層の人気が欲しくて選挙目当てで発言しただけとしか思えない。

高市氏が言うならともかく、岸田氏の発言では賢明な保守層なら誰も信用しないし、むしろ、やる気もないくせにいい加減なことを言うなと私などは思っている。

おそらくこの発言は保守層に対しては逆効果、それを言うくらいなら減税や大型補正などの経済面に関して希望が持てる発言をしたほうがまだマシだと思うが、それでも岸田氏の場合はその後の増税がチラつく為、効果は不明だ。

さて、実際の衆院選の結果はどうなるだろうか。

 

さて、ここからは完全に持論と言うか、願望を展開させていただく。

今回の衆院選、自民が議席を減らすのは大歓迎、どうせ憲法改正などやらないだろう、今の段階で与党で2/3の議席など、必要ない。

そして、野党が政権をとるほどではない見通し、これも良しだろう。

大切なのは議席の内容。

出来るなら、媚中派の自民議員が落選してもらいたい。

つまり、この機会に膿を出す、これが最上だと思う。

自民党保守政党として復活する為には、そして憲法改正の為には、媚中勢力を減らす必要がある、それは内なる敵なのだから。

具体的には難しいところだが、総裁選で高市候補を応援しなかった議員が一つの目安となるのではないか?

当然ながら、国家国民の為に頑張る議員は当選してもらいたい。

聞くところによると、大阪14区では自民と連立を組む公明党から長尾たかし氏への推薦が無いとか。

長尾たかし氏はウイグル議連の事務局長、中国共産党による深刻な人権弾圧に対して積極的に戦っている人物だ。

公明党は母体が創価学会であることから親中であり、推薦が無いことには相応の理由が想像できるだろう。

人権弾圧に反対することは、国家国民の為でもある。

日本が自由で弾圧の無い国であり続ける為に、人権弾圧を否定することは大切なこと、その為に頑張る人は当選してもらいたいと個人的には思う。

そうやって、媚中勢力が淘汰され、国家国民の為に働く議員が残る、まずはそこが前提。

なぜなら、媚中勢力は将来的に日本の安全を脅かすのだから。

 

そして、来年の参院選前に総裁は交代すべきだと思う。

岸田総裁は勝敗ラインを与党で過半数と位置付けているが、もし予想通りの議席となれば、自民党としては明らかに負け。

そのまま来年の参院選となれば、場合によっては衆参ねじれ国会ともなりかねず、国会運営は相当厳しいものとなる。

法案が通らないのだから。

そしてその影響は最低でも3年、6年以上になる可能性もある。

 

それを回避する為、そして日本を守り抜く為、参院選前までにあらためて自民党総裁選を行い、高市総理総裁の誕生が最上だろう。

高市氏を総裁として、経済・安全保障・改憲を公約にして衆院を解散、衆参同日選挙を行えば、保守層の絶大な支持を背景に自民党は大勝し、衆参共に2/3の議席を回復すると私は見ている。

日本には有り余る時間は無い。

そして、日本の安全は何もしなくて得られるものでもない。

憲法改正、安全保障の充実、経済的にも早急に日本が復活することを期待したい。